ISHII SATOSHI -Kawa no Maker- >> Fly Fishing >> column:どういう場所に行こうか
どういう場所に行ったらいいか教えてほしいと訊かれることがあるので説明したい。
私がフライフィッシングに慣れていなかった時、どこに行ったらいいのかわからなかった。周りに詳しい人がいなく、山の釣りに詳しくても源流の天然イワナだけという人もいた。参考にするにも山奥深く行かないとならず、楽しめる場所って限られてしまうのかと熱が入らなかった。
ネット検索では河川名は出てくるけど、もっと詳細な即効性のある場所を知りたがった。雑誌の釣り場紹介を参考にした。でも、なかなか魚は釣れないし、今思えば混雑することが多かった。
好転のきっかけは、その水系に詳しいその土地のフライショップのアドバイスや、フライフィッシング上級者と一緒に釣ることができたことだ。釣れなくて楽しくないと思っていた時でも、釣れる区間や方法はあったのだ。
それまで、釣れない原因をよそに求めていた。しかし、釣れないなら自分で工夫して見つけるものだと思うようになり、段違いにフライフィッシングを楽しめるようになった。漁協が管理する水系の全てが同じように楽しめないということはあり得ない。上手い人はどこかで納得して楽しんでいる。
ここで紹介するにあたって一番良いのは、どこかの漁協の年券を買い、ワンシーズン通してその水系全てに繰り返し挑戦してみることだと思う。時期によっても、支流によっても状況が変わる。状況の違いで釣れる条件の違いが分かる。そして、別の土地に行っても的確なポイントを見極められる力がつく。
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