ISHII SATOSHI -Kawa no Maker- >> Maintenance >> オイルの補給量
例としていくつかのアイテムを画像で挙げていますが、少なめよりは多めにしてください。オイルが足りなくて繊維が断裂すると、途端に柔らかくなったり、ヒビワレてしまいます。多いと油ぽくなりますが、オイルが多いと革が柔らかくなってしまう(=繊維がほぐれてしまう)とはなりません。
使い初めは2倍くらいの量を補給してください。
Water-R Leather(タンニン鞣し革)の場合は、購入時(2倍量)と購入2週間後、購入1か月後、購入3か月後には補給をしてください。その後は、年に4回くらいです。
Shrink Leatherや市販の革製品(クロム鞣し革)は、購入時(2倍量)と購入3か月後、購入6か月後には補給をしてください。その後は、年に2回くらいです。
どの革でも水に濡れたら、陰干し後にオイル補給をしてください。
クロム鞣しの扱いやすい革は、革鞣し時に鞣し剤を入れた水の中でグルグルとかき混ぜて短時間で仕上げます。革繊維がほぐれ、少ないオイルでもしなやかな革です。
タンニン鞣し系の高価格革は、鞣し剤の入ったプールの中で数か月間静置し、繊維をほぐさずに鞣します。Water-R Leatherはこのタイプの革で、繊維が詰まっています。オイル補給無しで使うと、繊維が断裂して駄目になってしまいます。オイル補給して使えば、コシを保ってしなやかで、徐々に馴染みます。
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