ISHII SATOSHI -Kawa no Maker- >> Living >> column:一緒に遊んでくれてありがとう
これまで一緒に魚釣りをしてくれた人ありがとう。遊んでくれた人も。私に興味を持ち、好意的に接してくれた人も。
これまであった興味、自然、美しいもの、仕組み、歴史。それらも良いものだった。
仕事を通して、一緒に釣りをしたり、好きなことを共にできてとても良かった。人と知り合って遊ぶ機会というのは、もし魚釣りがなかったらずっと少なかったと思う。他の趣味やスポーツ、娯楽が合えば、魚釣りに限らずできるとは思う。それでも、自然の中で、年齢差や体力差をあまり気にしなくてもすむ魚釣りは良かった。競う気が強い人でなければ、技量に差があってもお互いに楽しい。一緒でも楽しいし、「今日の釣り場の状況どうだった?今度行ってみようかな」と別行動でも楽しめる。初めて会った人とも、気軽にやりとりできる。
フライフィッシングはこだわりのある面白い人も多かった。ちょっとクセのある人もいるけど、その分自分にだってクセがあっても自然というか、人と違ってても良いよねと思っている。
他人と比べると私は勉強成績は良かった方だけど、多数の人とは合わない。時々悲観的に物事を深刻に考えてしまう。頭が良い人間が有利で遺伝子を多数残すなら、そういう社会になるけど、現実はそうじゃない。頭が良いことは不利な面もあるってこと。
小さい時、自分から友達を作りにいくタイプではなかった。相手に好意を感じやすければ、自分から仲良くしてたはず。相手が優しい人だったりしてやっと少し安心して話ができた。心配ごとが頭に浮かびやすい。
小学校の通知表で「もっと元気にしましょう」みたいなところが、いつも引っかかってきた。人からそこが足りないと思われてるんだなと感じてた。人と違うのだ(合わないのだ)と思うと、人の気の移ろいに期待を抱くより、物事に興味や期待を抱くようになった。
これまで一緒に遊んでくれた人へ。今は付き合いがなくても。ありがとう。私はそんなこんなで独りになってたりするんだけど、いろいろとありがとう。
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